敵を欺く為とか、古い城下町はどこもこんな感じがします。歩くのが楽しいですね、、、。(2020年秋詠)
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神鶏の白色レグホン菊日和
神社にある鶏舎に飼われているのだから神鶏で良いのだろうと思ったのですが、住んでいるのは白色レグホン、子供の頃から知っている普通の鶏でした。日本で飼われている鶏の80%がこれだそうです、、、。(2017年秋詠)
置物のやうに猫ゐる菊日和
古い句です。先日車で走っていて同じような光景がありました。農家の庭先に畑があり、ご夫婦でしょう、農作業中です。道路から家まで緩やかな坂道が続いています。その道路際に置かれた農作業用の車の上に、チョコンと猫が座っているのです。まるで農作業の終わるのを待つように、、、。(2002年秋詠)
園丁の咥へ煙草や菊日和
前のお宅で菊を育てておられる。軒下に何鉢もならべて、水遣りや手入れをされている。今年はスタートが少し遅かったようで、まだ大輪とまではいっていない、、、。それを見てこの句を思い出したが、どこで詠んだのかを思い出さない、、、。記憶に無くて良かったのかも知れない。時代は変わるのです。名のある名園で、園丁が咥え煙草で仕事をする、なんてことは在り得ないだろうから、、、。(2001年秋詠)