昨日は「天気予報当たりて・・・」でしたね。掲句は昨年、春は名のみの、、、。(2023年春詠)
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二ン月の田を見る漢手に煙草
近所の農家の方。煙草片手に田を向いてたったまま、何やら思案中のようす。一年分を思いめぐらせておられるのでしょう。始まれば苦労の連続でしょう。今が一番良い時かな。と、素人は考えたりします、、、。(2022年春詠)
腕組んで漢田を見る二月かな
近所の農家の方です。今年はどういう風に育てようかと考えておられるのでしょうね。ぼちぼち田起しの音が聞こえ始める頃です、、、。(2021年春詠)
音立つる如く二月の時流れ
二月も今日で終わり、どうしてこうも早いのでしょうね。日数で言えばたった二日の事なのですが、、、。(2018年春詠)
二ン月の狐鳴きつつ夜を駆くる
春先だから交尾期の行動だと思うのですが、移動しながら鳴く狐の声がする夜があります。それも相当広い範囲を瞬時に移動しながら鳴いているように聞こえる、ちょっと不思議な不気味な感じの鳴き方なのです。たぶん昔の人はこんなところから狐は人を騙すなんて事を考えたのではないかと思います。近くに神社があり、実際に狐が住んでいますが、まだ騙された事はありません、、、。(2015年春詠)