夏の終りの句を、、、。(2020年秋詠)
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落蝉の残る大路の箒跡
きれいに掃かれた道路に落蝉が一匹、掃かれた後に落ちたものか、はたまた残されたものか、、、。(2020年秋詠)
夏痩の話にすする茶粥かな
昨年の八月の句会での句。今年は、またコロナ禍の対応で休止せざるを得なくなりました。残念です。皆さんお元気で再会出来ますように、、、。(2020年秋詠)
退屈に任せて池の牛蛙
秋を探しに行った近くの神社の古池、居たのは牛蛙、いかにも退屈そうに聞こえるその声、、、。(2020年秋詠)
猫の尾の呼べば応ふる夜の秋
なかなか涼しい夜になりませんね、、、。(2020年夏詠)
寝不足の瞼重たき朝曇
熱帯夜で寝不足の朝の散歩、、、。(2020年夏詠)
大西日二階の窓の真つ赤つ赤
暑い!、、、。(2020年夏詠)
三尺寝写真の母に起こさるる
八月です。そろそろ実家の墓掃除のシーズンです。墓掃除を済ませて、仏壇の写真の前でひと眠り。そんな昨年の句です、、、。(2020年夏詠)
夕蝉の軒に来て鳴くうるささよ
網戸のすぐ外の軒に来て鳴くアブラゼミ。これはうるさい、、、。(2020年夏詠)
溽暑なる空気に色の見ゆるほど
暑いですね。目のくらむような暑さ。気のせいか空気に色が、、、。(2020年夏詠)