連翹に雪柳、春爛漫です。風もないのに揺れる連翹、と思っていると中から雀が、、、。(2022年春詠)
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燕来る道の駅舎の常夜灯
燕の作る巣を徹底的に排除して遠ざける所と、いろいろ工夫して燕に宿を提供しているところと、二つに分かれるようですね。私は工夫派です。邪魔にならないように、しかもきれいに工夫してあるのを見るとうれしくなります、、、。(2022年春詠)
雨止みし二階の窓に鯉幟
鯉幟の季節になりました。掲句は昨年、通りがかりに見た鯉幟です。とは言うものの少なくなりましたね。子供の減少もあるでしょうが他にもいろいろ要因はあるでしょうね、、、。(2022年春詠)
頬白や天辺高き杜の木々
いい声、、、。(2022年春詠)
春愁や手にパンドラの黒鞄
サミット近し。掲句は昨年、TVで見た某国大統領に付かず離れず移動する黒鞄、、、。(2022年春詠)
大樹あり大樹にかかる藤のあり
掲句は昨年の近くの神社の杜での句ですが、朝の散歩で河原に生えた藤に花を見つけました。桜も早かったけど藤も早いようです、、、。ここから余談です。歳時記の索引を見ると「藤」は春、その隣に「ふじ」こちらは秋となっています。さてこの違いとは、、、?(2022年春詠)
山畑に動く人影遅桜
今年の桜は早かったですね。掲句は昨年のもう少し遅い時期の句。遠目に見える花の色から桜と判断しましたが、あるいは他の花だったかも知れません、、、。(2022年春詠)
春月やたぬきの通ふ線路脇
月のきれいな夜、菜の花の咲いた線路脇を歩く姿は、たぶんタヌキ、、、。(2022年春詠)
ぽつかりと蛇出でし後の穴かとも
昨日の続きのようですが実際は違う日に詠んだ句です。この時期散歩途中の河原や道端、我が家の庭にも突然ポッカリと開いた穴が出現します。何かが出た穴と思うのですが、正体は不明、覗いても何もいません、、、。(2022年春詠)
虫出しの後の河原に長きもの
昨日の句の翌日、河原にて。蛇かと思ったら雨に濡れたロープの切れ端でした、、、。(2022年春詠)