蜂の巣の蜂のゐぬ間の捕獲かな

アシナガバチのまだ作り立ての小さな巣、一匹だけ成虫の蜂がうろうろしている。辛抱強く待って、出かけるのを待って巣を捕獲、可哀そうだが刺されるのは嫌だから仕方ない。蜂も蜂の巣も春の季語ですが、活動が活発なのはやはり夏ですね、、、。(2022年夏詠)

どかす葉の下より蛙コンニチハ

よくあるんですよ、こんな事が。もう少し前ならもう一度葉っぱを掛けたり、土に埋め戻したりするのですが、この時期ならもう大丈夫。「ゴメン、ちょっとどいてよ」と心の中で言いつつ構わず作業、蛙もさっさと逃げてくれます、、、。(2022年夏詠)

昭和の日生きて元号はや三つ

今は昔の昭和の日です。昭和、平成、令和と生きて、順調と言うべきなのでしょうがすでに頭の中がぐちゃぐちゃで混乱しています。元号で言われると自分の中の記憶と年号を合わせるのに四苦八苦します。令和の世が長く続きますようにと祈るばかりです、、、。(2022年春詠)