柚子坊のつひに裸にせし一樹

鳥の運んだ種で庭に何本も山椒の木が生えて来ます。何本も要らないけどと思いながらおいて置くとその木に柚子坊が数匹育ち始めます。揚羽の幼虫です。どんどん食べて、どんどん大きくなって、葉っぱが無くなる頃に蛹へと変わって行きます、、、。(2019年秋詠)

稲滓火の四方より攻め出会ひけり

都会では絶対に苦情が出るだろうと思う晩秋の風景。見ていて楽しいが煙が自分のほうに来ると煙い。四方の畔沿いに点けられた火が、ちょうど田圃の中央辺りで出会って、炎が急に大きくなる、、、。(2018年秋詠)