八月の光と陰と草いきれ

八月です。八月で思い出すものと言えば、眼の痛くなるような光と、その裏返しの陰です。昔は平気だったのに、最近は目薬のお世話になる事多しです。そしてモワァ~と来る草いきれ、風に流され日陰にまで、、、。(2023年夏詠)

音がして青田にひよいと鷺の首

田圃のそばを歩いていると遠くで何かがぶつかったような大きな音、とたんに田圃の中から鷺の首がひょいと出てきた。鷺も驚いたのだろう音がしたほうへ顔をむけて、そのあとで私に気づいたようだった。私は音よりも鷺の首に驚いた、、、。(2023年夏詠)