つきさうでつかぬ川面の夏柳

掲句は西川緑道公園の夏柳、倉敷美観地区の柳は年に何度か剪定されて夏もすっきりした姿を見せているが、こちらはそうではない。長く枝垂れた枝の先が今にも流れに浸かりそう。でも浸かっていない。これはこれで風情がある。幽霊が出るとすれば美観地区の柳よりこちらだろう。もう少し季節が進めば浸かった枝先も見える、、、。(2015年夏詠)

「つきさうでつかぬ川面の夏柳」への2件のフィードバック

  1. 柳の枝の下で蛙が必死で飛びつこうとしている図柄が頭に浮かんで来ました。
    届きそうで届かない。
    あれは誰の絵だったのでしょう?

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