入学の子に青空の新たなる

学校行事と言えば私の仕事だった。掲句は下の子の中学校入学式での句。校舎のある高台へは臨時駐車場のぬかるんだグランドへ車を置き、長い石段を登って行く。ふと見上げると清々しい真青な空があった。まるで子どもたちの新しい学校生活を祝福するかのようだった。こんな時代もあったんだ。(1999年春詠)

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