引き取れぬ子猫の話持ち帰る

近所の家で面倒を見ている野良猫が近くの倉庫で出産し、その子猫を家に連れて帰って来た。さあどうしましょう。一匹飼えませんか?と言う話を家内が持ち帰った。うちには犬が沢山いるからと断った、とは言うものの、その子猫がうちの居候猫の子だったらどうする?と、話は複雑。昨年の話、、、。(2019年春詠)

花筏分けて二羽行く用水路

桜並木の側を 広めの 用水路が流れています。落花の季節にはその広めの水面が花びらで埋め尽くされるようにして流れていきます。たまたまその中に下りていた二羽の鴨、その花びらの中を流れに逆らって、、、。(2019年春詠)

リュック背に老いし少年揚雲雀

昨年の句。見た感じでは年の頃は八十ぐらいでしょうか。きちんとした服装に白い帽子、背中にリュックを背負って田圃の中の道を桜並木を目指して歩いて行かれる。背筋も伸びて足取りもしっかりして、まるで少年のよう。花の期間に何度も同じ方を見かけました、、、。(2019年春詠)

泣きさうな空へ段雷春祭

毎年桜の時季にある近くの神社の春祭、朝八時に花火があがり行事が始まります。今年はどうやらコロナ禍で中止のもよう。昨年は見上げると朝から今にも降りそうな空に雲を追い払うような大きな音。何んとか昼まで降らずにと思っている宮総代の面々の顔が見えるような気がしたものですが、案の定十時頃には本格的な雨に、、、。(2019年春詠)