(2011年秋詠)
投稿者: 牛二
手作りの木椅子一脚小鳥来る
(2013年秋詠)
伸びてのびて伸びて糸瓜の顔となる
(2013年秋詠)
秋暑し大工くぎ打つリズムにも
(2013年秋詠)
こつそりと昼の月在りつくつくし
(2013年秋詠)
行くあての有らず戸を打つ秋の蝉
(2013年秋詠)
華やかに静かに走馬灯の馬
(2013年秋詠)
澱みたる川のあぶくや秋旱
(2012年秋詠)
図書館へ逃げ込む秋暑耐へがたく
(2013年秋詠)
野球部のかけ声高し夏の雲
(2013年夏詠)