かつての自分、文弱と言うか病弱と言うか、その経験が今に役立っているのは確か、、、。(2018年秋詠)
カテゴリー: 2018
堂々と構へ動かぬ穴惑
今年は少なかった、と思っていたら今朝の散歩途中に轢死の蝮、さらにそこから十歩も行かぬ間にまた蝮。さすがに夜が涼しくなったので、蝮が暖を求めてアスファルトに出て来るようになったようだ。これからしばらくは注意が必要、草の中には入らないようにしよう。掲句は昨年出会った大物、、、。(2018年秋詠)
老犬の遅し秋の蚊道連れに
人間が普通に歩くと蚊はついて来られないから刺される事は無いと何処かで聞いたような記憶があります。でも老犬はそうは行きません。狙われるのです。同じ速度で歩いていても、私より犬のほうが狙われます。気づけば追っ払ってやるのですが、少し経てばまた、、、。(2018年秋詠)
まだ青きどんぐりを踏む風の後
昨年の台風の後の某神社での句です。句に出来るぐらいだから良いのですが、、、。(2018年秋詠)
秋旱草にとどめの除草剤
空模様のはっきりしない日が続いていますがこんな句を。我が家はペットがいますので基本的に除草剤は使いません。でも使いたくなる時はあります。伸びた雑草が旱で青息吐息になっているのを見ると、今除草剤を撒くときっと効果抜群だろうなと、ふと思うのです、、、。(2018年秋詠)
幼稚園バスの2525秋高し
賑やかに飾った幼稚園バスのナンバープレートは「2525」、ニコニコでした、、、。(2018年秋詠)
湯気吹いて新米匂ふ炊飯器
収穫が始まりました。トラックで運ばれるコンバイン、新米を運ぶ軽トラ、数枚の刈後、しばらく静かだった周辺が急に賑やかになって来ました。かと言って我が家に変化があるわけでは無く、掲句の新米はスーパーで買ってきたもの、、、。(2018年秋詠)
爽涼やまずは遠近眼の運動
だいぶ涼しくなったが爽涼と言えるのはやはり朝日の出るまでの一時だろう。その程よく明るさがある爽涼の空気の中で遠くを見ながらいつぞや書いた事がある眼の運動をする。右回り、左回り、遠近、遠近、、、。(2018年秋詠)
白鷺の舞へば川面の影も舞ふ
白鷺は夏の季語ですがその影を映す川は、夏よりも水に落着きがある秋に入ってからのほうがきれいに映るように感じます、、、。(2018年秋詠)
雨三日庭に図鑑で見し茸
今年の秋はどうした事でしょう。と思っていたら昨年も雨が続いた事があったようで、掲句を残していました。どんな茸だったかは既に記憶の彼方へ、、、。(2018年秋詠)