家ニ軒と土手を挟んで吉井川という場所に住んでいる。土手があるので、二階からも水面までは見えない。大丈夫と思いつつも、大雨の時は水量が気になる。傘をさして見に行くことはあるが、それも叶わないほどの降りの時や夜間には、水音で判断する。だんだんと激しさを増してくる水音は不気味だが、どうすることも出来ず、開き直ってテレビでも見ているほかはない。(2011年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
家ニ軒と土手を挟んで吉井川という場所に住んでいる。土手があるので、二階からも水面までは見えない。大丈夫と思いつつも、大雨の時は水量が気になる。傘をさして見に行くことはあるが、それも叶わないほどの降りの時や夜間には、水音で判断する。だんだんと激しさを増してくる水音は不気味だが、どうすることも出来ず、開き直ってテレビでも見ているほかはない。(2011年秋詠)