家一戸減つて濃くなる天の川

私の実家は過疎化が進む山の中にあります。ポツンと一軒家の一軒家に行く手前の集落のような所です。一人暮らしのお宅が何軒もあります。そんなお一人が昨年亡くなられました。うるさいぐらいに眼の届く方でしたが、ずいぶんお世話になりました、、、。(2020年秋詠)

風入れて息吹き返す盆の家

普段は空家の実家、たまに帰ると戸を開けて風を通します。それだけですが家は息を吹き返して深呼吸をしているように感じます。お盆になおさらそう感じるのは先祖の事を思うからかも知れません。申し訳ないとは思っているのです、、、、。(2020年秋詠)