九月も今日まで。さすがに朝は涼しくなりましたね。と思って長袖長ズボンで散歩に出ると日が出てたちまち暑くなります。帰るとまた半袖半ズボン、、、。(2022年秋詠)
月: 2023年9月
今年また南瓜下りて庭の秋
と、昨年の句。以前にも書きましたが残念ながら今年は、、、。(2022年秋詠)
彼岸花たどれば寺とその墓地と
おや、こんな所に道が、といつもの好奇心で知らない土地の小道に入って行く。木立の中の小道は両側に彼岸花が満開、少し行って大きくカーブするといきなり開けて、墓地とその向こうに小さなお寺がひっそりと、、、。(2022年秋詠)
外に戦内に国葬朝寒し
あれから一年、国葬は一日で終わりましたが戦は今も、、、。(2022年秋詠)
目覚むるも眠るも虫の声の中
やっと秋らしくなった感じがします。よく眠れます、、、。(2022年秋詠)
野に生えてハーブの匂ふ秋日和
誰かが花壇の整理をして捨てた枯草から種がこぼれて芽を出し、何年もかかって広がったものなのでしょうね。薄荷のような匂い。偶然見つけて以後毎年楽しみにしています、、、。(2022年秋詠)
無ささうで在る空の道鳥渡る
そろそろ水鳥が渡って来る季節ですね。どうやって毎年間違えずに渡って来るのか不思議です。たぶん人間には分からない道があるのだろうと私は思っていますが、皆さんはどう思われますか、、、。(2022年秋詠)
草と木の奥に捨墓曼殊沙華
散歩途中に見かける道べりの小さな墓地です。とある会社の入口脇ですが、通常は草と木で覆われて墓地とは分かりません。彼岸花の頃になると思い出しますが、他人事とは思えない。どうするのが最良なんだろうと我が家の墓を思ったりするのです、、、。(2022年秋詠)
木の実落つ音の大きなトタン屋根
近くの神社の末社のトタン屋根、そうでなくても何となく霊気を感じるような所でいきなり大きな音が、、、。(2022年秋詠)
朝鵙の下に鍬打つ漢一人
鵙の声が聞こえています。秋ですね。掲句の男性、一年中ほとんど朝は畑に、、、。(2022年秋詠)