散歩途中の草むらの中から猫の声。捨て猫か迷子になった猫か、なんだか寂しそうな声。見てみたいけど近寄りません。こちらまで寂しくなってきます、、、。(2022年秋詠)
月: 2023年10月
刈られてはまた咲く野菊丈低く
土手の草刈跡に野菊が咲いています。見た目と違い強い花ですね。丈は低いですが可憐です、、、。(2022年秋詠)
深秋の音も澄みたる峡の村
実家での句です。静かです。遠くの音がよく聞こえます、、、。(2022年秋詠)
晩秋の冷えあり山路曲がる度
運転席に日の当たる所では暖かいのに、カーブを曲がれば途端に寒くなる。また曲がると暖かくなる。また寒くなる。昨年の今頃、森林公園への道、、、。(2022年秋詠)
徳利に芒一輪十三夜
十三夜です。ささやかに、、、。(2022年秋詠)
秋灯下眼鏡外して書く日記
普段は眼鏡を外したりずらしたりする事は無いのですが、ちょっと明るさが足りないとこうなります。やはり齢なんでしょうね、、、。(2022年秋詠)
志ん朝の人情噺夜長かな
ユーチューブで楽しむ落語も秋の夜長には良いですよ、、、。(2022年秋詠)
秋澄むや遠き緑の寺の屋根
気持良い秋晴の遠い山の中腹に見える緑の屋根。一目でお寺とわかりますね、、、。(2022年秋詠)
尻ふつて烏の歩く刈田かな
稲刈後の株を避けながら烏が歩いている。尻を振ってのよちよち歩き。愛嬌がある、、、。(2022年秋詠)
もう会へぬ人の数々赤のまま
いろいろ考えるのも秋ですね。知り合いの訃報を聞いて、いろいろ思い出して、、、。(2022年秋詠)