声はすれども姿は見えず。気持ちの良い冬の晴天、飛行機の音ではよくある事だが、、、。(2023年冬詠)
月: 2024年1月
干せばすぐ凍つるタオルの板となり
今年はまだ無い。昨年の冬は寒かったんだ、、、。(2023年冬詠)
寒の湯の首までつかり聞く夜汽車
思うように早寝は出来ない。気づけば通る終列車、、、。(2023年冬詠)
チェンソーの音に始まる冬日和
昨日は畑仕事、こちらは山仕事、、、。(2023年冬詠)
人出でて鍬打ち始む七日かな
そろそろ正月休みに退屈して、ではなくて純粋な農作業の方です、、、。(2023年冬詠)
カンカンと打てば竹鳴る寒の入
強風に竹と竹とがぶつかって大きな音がする。冬の海辺の孟宗竹の竹藪では何度か耳にした事があるのですが、内陸部の竹藪では珍しい。川向うの崖沿いにある竹藪から、、、。(2023年冬詠)
冬日向古材で造る農具小屋
いつまでも休んでばかりはいられない、とばかりに家庭菜園の側に建っている農具小屋の修理をされている男性。小屋は見るからに古材の寄せ集めだが造作はしっかりしている。元は何をされていた方だろうか、、、。(2022年冬詠)
買初を車に待てばうとうとと
買物にお付き合い。と言っても車の中での待機、長い。日差だけで暖かくてついウトウト、、、。(2023年新年詠)
氏神の人なく灯る三日かな
近くの小さな神社です。普段は灯りもなく無人ですが、お正月三が日(時々消し忘れでもっと長く)は終日裸電球が灯っています。人はやはり居ません。拝殿の前にみかんの箱が置かれ「ご自由にお取りください」の貼紙がありますが、さすがに三日ともなるとたいてい空です、、、。(2023年新年詠)
幾度も覚めて初夢まだあらず
夢を見る事自体が少なくなった今日この頃です。年齢によるものかな、、、?(2023年新年詠)