通りがかりのお宅。休日の朝。掃除機の音がしている。家の前を小川が流れ、庭の楓の緑が美しい、、、。(2024年夏詠)
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初夏の先ずは楷書で句を記す
立夏です。夏です。最近思うような句を詠めない事が多いのですが、それでも立夏の日は心新たに句帳に向かいます。下手な楷書で、、、。(2024年夏詠)
高校球児汗滴りて歯の白し
終戦記念日、TVから聞こえるサイレンの音に合わせてしばし黙祷、平和の中に生きている事を実感する瞬間です、、、。(2023年秋詠)
棒動く山路に蛇を踏むところを
おっと危ない!棒だと思ったら蛇だよ!昨日と同じく昨年の実家での句、、、。(2023年秋詠)
今日の事明日に延ばす秋暑かな
つい暑さを理由にしてしまった昨年の句ですが、今年も暑さは変わらず、いや齢のせいか益々堪える暑さになっていくような、、、。(2023年秋詠)
広島忌机上に融けるチョコレート
例年の如く暑い日の予感、と言っても仕舞い忘れたチョコレートが融ける程度、あの日に比べれば幸せな事でしょう、、、。(2023年夏詠)
声変わりして少年の夏の果
さすがに夏休み、市民プールは少年少女がいっぱいです。とは言え多いのは小学生、以外と少ないのが中学生。声変わりするようになると市民プールでは物足りないのかも知れませんね、、、。(2023年夏詠)
夏川のあぶく流れてゆく遅さ
水量が減った川、先にある堰を越えられないのだろう、いくつものあぶくが浮いている。澱んでいるようで、よくよく見ると少しずつ流れている。ゆっくり、ゆっくり、、、。(2023年夏詠)
夏暁のつぎつぎ音を拾う耳
そろそろ起きようかと寝床の中で目をつぶったままうとうととする時間。遠くから次々に朝の音が聞こえて来る。蟬の声、鳥の声、踏切の音、、、。(2023年夏詠)
八月の光と陰と草いきれ
八月です。八月で思い出すものと言えば、眼の痛くなるような光と、その裏返しの陰です。昔は平気だったのに、最近は目薬のお世話になる事多しです。そしてモワァ~と来る草いきれ、風に流され日陰にまで、、、。(2023年夏詠)