立夏です。先日新聞のコラムに、予報では今年の夏は二年ぶりの全国的な猛暑だが毎年ひどく暑い気がしていたので二年ぶりがピンと来ない、と書いてあった。確かにそう思う。今年は春から暑かった。掲句は昨年、素人の農作業にはこれぐらいが良いですね、、、。(2021年夏詠)
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始発より早き鳥声五月来る
始発で起きだしていろいろ済ませると散歩に出るのは八時過ぎになります。すでに太陽の昇っている時刻、今年は特に暑く感じます。そこでどうするか。始発より先に起き出せば全体的にスケジュール早まって、暑くならないうちに散歩に出られるのではないだろうか。なんてことをベッドの中でウトウト考えていると鳥の声が、、、。(2021年春詠)
寂しさに群れてとうすみなほ寂し
夏の終りの句を、、、。(2020年秋詠)
落蝉の残る大路の箒跡
きれいに掃かれた道路に落蝉が一匹、掃かれた後に落ちたものか、はたまた残されたものか、、、。(2020年秋詠)
夏痩の話にすする茶粥かな
昨年の八月の句会での句。今年は、またコロナ禍の対応で休止せざるを得なくなりました。残念です。皆さんお元気で再会出来ますように、、、。(2020年秋詠)
退屈に任せて池の牛蛙
秋を探しに行った近くの神社の古池、居たのは牛蛙、いかにも退屈そうに聞こえるその声、、、。(2020年秋詠)
猫の尾の呼べば応ふる夜の秋
なかなか涼しい夜になりませんね、、、。(2020年夏詠)
寝不足の瞼重たき朝曇
熱帯夜で寝不足の朝の散歩、、、。(2020年夏詠)
大西日二階の窓の真つ赤つ赤
暑い!、、、。(2020年夏詠)
三尺寝写真の母に起こさるる
八月です。そろそろ実家の墓掃除のシーズンです。墓掃除を済ませて、仏壇の写真の前でひと眠り。そんな昨年の句です、、、。(2020年夏詠)