どの家も柿熟れてをり杣部落

谷底のような所の道を走って行くと山の斜面に点在して何軒かの民家が見える。どの家にも庭先であったり、家の横であったり、同じように柿の木があり、たわわに赤い実を付けているのが見える。十月です、、、。(2024年秋詠)

両側より攻めて狭まる葛の道

くずもちは好きだが葛は嫌い。葛根湯のお世話にはなっているが葛は嫌い。我が家の裏でも、実家の裏でも、絶えず葛との格闘を続けている。しかし、葛の勢い留まるところを知らず。もう負けそう。掲句は散歩途中の河原に降りる脇道。両側から葛が攻めて来て、今では人間一人通るのがやっとの状態に、、、。(2024年秋詠)