寒の川鳥曳く水脈の鉛色

底冷えのする日の夕方、光線の関係か、川の水が重そうに見える。同じ寒さの日でも朝の川の水は硬そうに見える。見えるだけで、水鳥はどちらもお構いなしに元気に泳いでいる。でも、冷たいだろうなあ、、、。(2023年冬詠)

雪ありてやけに明るき勝手口

寒波予報、そろそろ雪か!とばかりに引っ張り出して来た昨年の積雪の日の句。北向きの勝手口、いつもは暗いが積雪があると極端に明るくなる。予報では今日は雪かも?と、前日にこの稿を書いています、、、。(2023年冬詠)