先日書いた那岐山へ行く途中での句です。走っている国道から見ると那岐山の裾野に何枚も広い田圃が広がっています。ちょうど田植時、その広い田圃に水が入り那岐山が丸ごと映って見えます。いい風景です、、、。(2022年夏詠)
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傘二つ干して二人の梅雨晴間
ご近所の庭、二人暮らしだから当たり前ですね。我が家も同じ、、、。(2022年夏詠)
万緑を映す鏡の中に顔
とある所に掛けて合った鏡、反対側が窓、六月です、、、。(2022年夏詠)
雨戸繰る音の湿りし梅雨入かな
今日はまだ五月、ずいぶん早い梅雨入でしたね。そのぶん終わりが早ければ良いのですが、、、。(2022年夏詠)
郭公や仰ぎて高き那岐の山
那岐山の麓あたりを散策した昨年の句。久しぶりに郭公の生の声を聞きました。やっぱり交差点の郭公とは違いますね、、、。(2022年夏詠)
一つ来て蛍明滅勝手口
そろそろ蛍の話題が出始めました。掲句は昨年、我が家の勝手口。今年も来てくれるかな、、、?(2022年夏詠)
玉葱が車追ひ出しカーポート
毎年の事です。近所のお宅のカーポート。家庭菜園で採れたとは思えない量の新玉ねぎ。吊るされるまでのひと時、、、。(2022年夏詠)
梅雨近し遠き鉄路の音聞こえ
もうすぐ梅雨ですね、、、。(2022年夏詠)
水澄んで代田の空の深曇り
田植シーズン、機械の音が賑やかです。最近は一家揃って休日に田植っていう風景が無くなりました。機械化のおかげでしょうね。休日平日関係なく一人二人でどんどん作業が進んでいきます。平日の作業が多いのはサラリーマンを定年退職されて農業専業になられた方が多いのも関係あるかも知れませんね。掲句は昨年、機械が動き始める前の朝の代田です、、、。(2022年夏詠)
本体の横に脱ぎたて蛇の衣
今年も先日蛇の衣一号発見、掲句は昨年の今頃の句。大きな青大将とその横に平行して脱ぎたてらしい蛇の皮が、、、。(2022年夏詠)