栗は好きですが栗を剥くのは苦手です。掲句はその外、栗の毬です。とある所の栗の木の下に明らかに獣の荒らした跡、散らかって残っているのは栗の毬だけ。人間なら靴で毬を踏み広げて実を取り出しますが、獣はどうやって取り出すのでしょうね、、、。(2022年秋詠)
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青栗の毬より他に遇はぬ道
井倉洞吟行・・・9月9日「合歓の会」の吟行で井倉洞へ行きました。そのときの句をまとめて・・・ <その1>津山から井倉洞へは、中国道を北房まで走り、北房から草間台のカルスト台地を抜けました。鍾乳洞の多いところです。途中で「羅生門」という大きな看板を見つけ、予備知識なしで寄道をしてみました。看板から畑沿いの道を少し行くと、今度は小さな看板で横道へ矢印、いきなり細い林道に入ってしまいました。対向車があったらどうしようと思いながら走りましたが、心配は無用、駐車場へ着くまでに出会ったのは、道の中央に落ちていた青栗の毬一つだけでした。もちろん、駐車場にも人の気配は全くありませんでした。-続く-(2012年秋詠)