と言うほど大した事ではありませんが、こう暑くては、、、。(2019年秋詠)
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秋暑し異国の人に道問はれ
後から「エクスキューズミー、エクスキューズミー」の小さな声、俳句帳を閉じて振り向くとヨーロッパ系の美人、後はシドロモドロ、、、。(2018年秋詠)
見つかりて呼び止められて秋暑し
今日は出会いたくなかったなあと思う人に見つかって、当然のように呼び止められて、しかたなく長話に相槌を打って、、、。(2017年秋詠)
早々と仕舞ふ路座売秋暑し
秋とは名ばかり、倉敷美観地区の路座売、、、。(2017年秋詠)
その後の思考続かず秋暑し
今日は田舎へ墓掃除に行ってきます。毎年の事ですが暑いんです。もうこれぐらいで勘弁してもらおう、と毎年適当なところで止めてしまいます。お墓の中では、おいおいもうお仕舞かと思っているか、暑いから無理はせんでもええよと思っているか、きっと後者のほうだと、これも勝手にそう思って、、、。(2017年秋詠)
秋暑し山へ不老の道続き
そろそろと思っているとまた暑い日がありますね。早島に行くと「不老の道」というウォーキングコースが整備されています。道標もしっかりあって、吟行で歩くにはちょうど良いコースです。東周り西回りがありますが、西周りには崩れかけた坂道があったり、墓地の中を抜けたりと野趣に富んでいます。ちょっと足が悪い方には無理かも知れませんが、最近好んでこちらを歩きます、、、。(2016年秋詠)
校庭に声の戻りて秋暑し
掲句は2011年の9月です。昨日の朝、近所の小学一年生の女の子が大きなランドセルを背負って登校していました。少し大きくなったかな、「行ってきます!」と一学期と違って声が大きい。「おはよう、言ってらっしゃい」と声をかけて、ふと考えるとまだ八月です。昔なら必死で宿題をしていた頃。ちょっと可哀そうかな、、、。(2011年秋詠)
言訳に友の名を借り秋暑し
某施設の広い駐車場、普段は空いているのを良いことに無断で使わせて貰っています。それでも年に何度かは警備員さんに止められます。「今日はどちらへ?」と聞かれるので間髪を入れず「〇〇で友人と待ち合わせです。」と平気な顔をして言います。たいていはそれで通してもらえるのですが冷や汗ものです。いつまでも同じ言訳も出来ず、、、。(2016年秋詠)
挨拶の慣れぬ事なり秋暑し
もともと口が達者なほうではないが、それでも会社勤めをしていた頃はそれなりに臨機応変に対応できていたように思うのです。それがどうも、退職してからと言うもの、、、。で、明日の句に続きます、、、。(2015年秋詠)
ペタペタと鳴らすサンダル秋暑し
窓の外を人が通る。ぺたぺたと音がするのはサンダル履きだろう。それも複数。黙って、、、。(2015年秋詠)