まだ子供が小さかった頃、散歩途中の道端に熟れていた鬼灯を頂いて、その種を庭に蒔いておいたら翌年芽が出て実が生りました。以後毎年少量ですが我が家では鬼灯の朱い実が、、、。(2023年秋詠)
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陰りたる所の暗さ秋初め
日差の角度の関係でしょうか、今が一番日向と日陰の明暗がはっきりしているように感じます。いきなり日陰に入ると目が慣れるのにしばらくかかります。年齢のせいもありますね、、、。(2023年秋詠)
日陰りて一陣の風秋涼し
秋とは名ばかり、こんな所に見つけた小さな秋、、、。(2023年秋詠)
立秋や日差入り初む部屋の隅
「立秋です」とだけ言っておきましょう、暑い日が続いておりますから、、、。(2023年秋詠)
稲の花見てゐて声を掛けらるる
早いですねえ、県北ではもう稲に花がついていますよ。掲句は昨年の、同じく夏に詠んだ句。もう花がと感心して眺めていると後から声が、、、。(2023年夏詠)
秋の昼日のある部屋に寝そべつて
我が家で一番暖かい二階の部屋、ついうとうとと、日差が心地よいです、、、。(2022年秋詠)
ほろほろと降つて頬打つ秋時雨
そろそろ時雨のシーズンが来ます。秋時雨のうちはまだ明るくて良いのですが、、、。(2022年秋詠)
芯となる木の紅葉して蔦紅葉
蔦は名前は知らないけれどよくある蔦、木は、これも名前は知らないけどよくある木。夏には同じような色で区別がつかなかったけれど、紅葉すると違いがよく分かる。まだ芯になる木のほうが優勢のようだが、、、。(2022年秋詠)
夕日受け光る機影や暮の秋
もう夕日は西の山に隠れその残照が空を染めている。その夕日を追うように飛行機が光りながら高い位置をゆっくりと飛んで行く。普段でも高い位置を飛ぶ飛行機はきれいだが、夕日を受けて光ると余計に美しい、、、。(2022年秋詠)
文化の日花火の如くミサイルが
昨年の句、どこのミサイルだったろう?北朝鮮?ウクライナ?と思っていたら今年はこれにイスラエルも加わった。平和な文化の日になって欲しい、、、。(2022年秋詠)