白木蓮を一両過ぎて汽車止まる

初めての句会からの帰りに作った句。各駅停車の津山線は眠るにはちょうどいい。程よい満足感と疲れで案の定眠っていたらしく、車内放送に目覚めたのはだいぶ津山寄りの小さな無人駅だった。スピードを下げていく車窓からホームに咲く白い大柄な花が見えた。白木蓮だと気付くのと、ブレーキの音と、ちょうど一両分ほど行き過ぎて車両が止まるのと、わずかな時間の出来事だった。(2002年春詠)

「白木蓮を一両過ぎて汽車止まる」への2件のフィードバック

  1. こんなにも綺麗で余情のある一句で、初めての句会を締めくくられてよかったですね。今、あの家この家のはくれんが美しいです。

    1. ありがとうございます。あれからの10年、いろんな事があり過ぎてあっという間でした。

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