稲刈が始まりました。稲藁も今は使われる事が少なく、コンバインで刈ったその場で裁断されてしまいます。夕方になればそれが焼かれます。もうもうと広い田から青煙が上がり、風にかき回されて一帯が煙の中に隠れてしまいます。迷惑と思うか、新藁を焼く匂を懐かしく思うか、紙一重かも知れません、、、。(2017年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
稲刈が始まりました。稲藁も今は使われる事が少なく、コンバインで刈ったその場で裁断されてしまいます。夕方になればそれが焼かれます。もうもうと広い田から青煙が上がり、風にかき回されて一帯が煙の中に隠れてしまいます。迷惑と思うか、新藁を焼く匂を懐かしく思うか、紙一重かも知れません、、、。(2017年秋詠)
そうか、今はコンバインで刈ると同時に裁断されるのですね。
昔は、青い藁だけを選んでお正月飾り用に残したものです。
そこは一緒なのでしょうか?
藁が燃える匂い、懐かしいと感じると思うけれど、さすがに一村を覆い尽くすほどの煙となるとどうでしょう?
もちろん、使う分は稲藁で残されていますよ。
田圃を近くで見る事があったら見てください。改良によって昔の稲に比べると背丈が随分短くなっていますよ。それだけ雨風に強く倒れにくいでしょうし、藁としての用途が無ければ短いに越したことはありませんね。
それに、燃しても煙が少ないかも?