また一人社を去る話とろろ汁

退職もあれば途中入社もあるのが世の常で、この句の一人が誰であったのか今となっては記憶にないが、何か思うところあってこの句になったのだと思う。とろろは「汁」よりも「飯」のほうが好きで、祖母にも母にもよく作ってもらったし、手伝わされた記憶もある。田舎で育てていたのは「つくね芋」や「やまと芋」で、現在多く売られている「長芋」より丸っこく、濃厚な味がした。炊きたてのご飯とこれさえあれば満足で、いくらでも入った。一度食べ過ぎて動けなくなったことがある。人間食べ過ぎると本当に動けなくなることを体験できたのもとろろ飯のおかげだ。(1999年秋詠)

「また一人社を去る話とろろ汁」への4件のフィードバック

  1. 子供の頃はカレーライスが大好きで一度食べ過ぎて同じような経験をしたことが有ります。
    とろろも美味しいね。

  2. 動けなくなるほど食べ過ぎるって、すごいですね。イチローが子供の頃、おいしくておいしくて沢庵を一本丸ごと食べて救急車で運ばれた話は聞いた事があります。

    1. これも「ワカゲノイタリ」でしょうか、、、。
      早く良くなって、しっかり食べられるようになってくださいね。

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