鯉跳ねて山湖の秋を崩しけり

先日は跳ねない鯉を書きましたが、今度は跳ねた鯉です。正確には鯉と思う、とするべきでしょう。一瞬の音に向けた眼の先に、広がりつつある水輪、揺れる山の影、これは鯉に違いないと思ったのですが、実際の姿は見ていません、、、。鯉釣は今がシーズンのようです。早朝の散歩に出ると、寒い中で石のように動かない釣人を眼にします、このブログに何度も登場していただいた老釣師も、今年は暖かい昼間に、他の人とは外れた場所で連日眼にします、、、。(2014年秋詠)