菜園の垣の苦瓜真つ赤つ赤

道路沿いの家庭菜園にあるゴーヤの垣、さすがに少し疲れが見えてきた。と思いながら通り過ぎようとした目の隅に真っ赤な色が飛び込んで来た。完熟で真っ赤になったゴーヤ、あの色にはいつも驚かされる。昔育てていて初めてブツブツで真っ赤な物体を目にした時には、不気味な気がして何がなんだか訳が分からなかった。今はそんな事はないが、やっぱり青いうちが良い、、、。(2024年秋詠)

苦瓜の葉のおとろへも九月かな

近年グリーンカーテンが流行していますが、垣にして美しいのはやはりゴーヤです。特に裏側(つまり部屋側)から見て、ほど良い大きさの葉っぱと、光の透過性は最高です。水遣り後のまだ雫の垂れている垣を裏側から見ると、それだけで涼しさが増します。と、言うのは夏までの話、、、。九月になると、さすがに衰えが見えてきます。グリーンカーテンへの関心も薄れ、取り残した実が赤く割れて種を零しています。水遣りも忘れぎみ、そろそろ撤去の時期ですね、、、。(2011年秋詠)

苦瓜の触れて匂へり蔓までも

糸瓜、ひょうたん、朝顔、ゴーヤと植えてみましたが、グリーンカーテンにはゴーヤが一番でした。色合い、葉の大きさ、強さ、どれをとっても最適でした。それに収穫した実が食べられるのも良いですね。赤く熟れた実が突然にぱっくりと割れて、種が飛び出してくるのはちょっと不気味な感じがしますが、飛び出す種の周りが甘いのはご存知でしょうか。(2010年秋詠)