昨年の年賀状に使った句。昨年は齢七十歳で迎えた正月、その七十歳を迎えての感慨でした。七十代をどう生きるか、鏡の中の実態を見つめながら日々精進すべし、と大げさに思っていましたが、、、。(2022年新年詠)
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父母を足せば我顔初鏡
当たり前と言えば当たり前なんですね、、、。鏡の中の自分に、父や祖父の確かな面影を見つける事が多くなって来ました。礼服なんかを着て真面目な顔をしていると、余計にそんな気がしてしまいます。それだけ自分が歳を取ったという事なんでしょう、、、。(2015年新年詠)
六十に六十の顔初鏡
と、還暦を迎えた去年の正月には思いましたが、もう一年経ってしまいました。六十一の顔に格別の感慨は覚えませんが、やはりそこにあるのは、六十一の顔なのです、、、。(2012年新年詠)