いつも片付けられた花などが捨てられている道端。何やら芽が見える。正体は分からないが野草とは違う雰囲気。いずれここに何かの花が咲くのだろう。見立てが間違っていればただの雑草、、、。(2023年春詠)
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名草の芽数へ十指に満たぬ数
昨年の今頃、やっと発芽してきた一昨年蒔いたクリスマスローズの種。最終的には十を越えましたが、花が咲くのは早ければ来年、まだまだ先です、、、。(2021年春詠)
まがひ物多し我が家の名草の芽
う~ん、これはどっちだろう?と思って残しておくとたいていは雑草です。せっせと抜いていて、しまった!と思うのが花ですが、後の祭り、、、。(2019年春詠)
正体のまだ分からずも名草の芽
花壇にどんどん芽が出だしたが、冬を越して出てきた芽は何の草だか花だか分からない。花らしい草らしいで判断するが、花だと思って残しておくと結局花の咲かないとんでもない草だったりする。まあそれは先の話で、とにかく今は楽しみな名草の芽である、、、。(2015年春詠)
名草の芽似ていて非なるもの数多
とうとう草取りに精を出す季節になってきましたね。栴檀は双葉より芳しと言いますが、そうでない庭の植物には、植えたものか勝手に生えたものか、双葉の頃にはさっぱりわからないものが多いですね。何だろう?と思いながら育てていると、どんどん大きくなって、結局雑草だったりするのですが、雑草と決め付けるのは人間で、植物のほうにそういう意識がないのは確かです。それにしても、よく似た草があるものですね、、、。(2014年春詠)
松花堂めきたる花壇名草の芽
花壇が四つに区切られていて、松花堂弁当のようだった、というだけのことです、、、。(2011年春詠)