先日久し振りに眺めた棚田、STAY HOME の間に成長して、すっかり青田の風景になっていました。風が気持ち良い梅雨の晴間、、、。(2019年夏詠)
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行きずりの鳥が使ひぬ日向水
雀の行水、、、。(2019年夏詠)
夏萩や心読めざる石地蔵
当たり前ですがいつも変わらず穏やかなお顔のお地蔵様、、、。(2019年夏詠)
捨墓の文化文政姫女苑
自分が墓のお守も満足に出来ていない後ろめたさからかこういう墓があるとつい注意して見てしまう。文化の墓、文政の墓、満開の姫女苑、、、。(2019年夏詠)
パンパンと叩きシーツを梅雨晴間
今時は乾燥機が多いのでしょうか。我が家はいまだ物干竿の太陽頼みです、、、。(2019年夏詠)
黒南風や帽子押さへて塾講師
私より年上で、今なお教育に力を注がれている立派な方。いつも帽子をかぶっておられる。知っているのですその訳を、、、。(2019年夏詠)
水止めて田の土臭ふ梅雨晴間
梅雨の合間を縫って田圃の水を抜くのは稲の株を強くするためのようです。梅雨の晴間の熱気と湿気に混じって、ぷーんと土の匂いがしてきます。田舎育ちには懐かしい田圃の土の匂いです、、、。(2019年夏詠)
青梅雨や攻めに転ずる庭の木々
七月です。梅雨はもう少し、、、。油断大敵、雨を良い事にのほほんと暮らしている間に庭が茂みに変わっています。もう勝てません、、、。(2019年夏詠)
マッシュルームほどの色つや梅雨茸
気が付けばもうこの大きさになっている道端の梅雨茸。大きさと言い、色艶と言い、美味しそうに見えるが茸は怖い、、、。(2019年夏詠)
無防備に腹やはらかし青蛙
蛙の腹は柔らかい。薄皮の下がすぐ内蔵のような感じがする、、、。(2019年夏詠)