昔は手入れ専用の皮の手袋も持っていたのですが、今はそれも処分して普通の軍手で我慢しています。当然のことですが刺が、、、。(2019年夏詠)
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言ふ事を聞かぬパソコン梅雨寒し
掲句は昨年の露ごもり、暇に任せて古いPCのメンテナンス中の句です。今年は動かなかったら捨てようと拾ってきたジャンク品のPC、あれこれやっている内に動きだしたまでは良かったのですが、Win 10 の最新版への更新ができない。それから延々と今日まで10日ばかり、いまだ解決せず、、、。(2019年夏詠)
鎌研いで備ふ町内溝浚へ
町内の年中行事の溝浚え、何を持って行こうか、鍬にするか鎌にするか、と悩んだ末に前日に鎌を研ぎました。鎌のほうが作業が楽だろうと、、、。(2019年夏詠)
横抱きに雀の止まる姫女苑
姫女苑が咲いています。茎が伸びて他の草より一段高くなった姫女苑。雀がとまるのには丁度良い高さ。まっすぐな茎に上手に止まります。雀がとまっても傾いて持ちこたえています、、、。(2019年夏詠)
葦切の阿鼻叫喚の日々続く
洪水対策で林のようになっていた川の中州の木々が切られたのが葦切にとっては良かったのか、今年はやたらと多い。一日中ギョッギョ、ギョッギョと賑やかです、、、。(2019年夏詠)
明易と競ふ一番列車かな
この時季、もう完全に列車のほうが負けています、、、。(2019年夏詠)
木天蓼の花や豊かに濁川
山道を走っていると梅雨時になると葉っぱが白くなった木を見かけて気になっていました。それがマタタビの木で在る事を知ったのは最近の事です。走っていると白くなった葉っぱばかりが目についててっきりそれが花かと思っていましたが、止まってみると葉っぱよりも質素な白い花が咲いているのです、、、。(2019年夏詠)
梅雨寒や客なき店の昼灯
梅雨です。掲句は昨年の通りがかりに覗いた某シャッター街での景、今年はコロナ禍でもっと寂れたのではなかろうか、、、。(2019年夏詠)
六月や鳥それぞれの子を連れて
雀、烏、鴨、燕、鳶、と子育て真っ最中の鳥たち、元気に育てよ、、、。(2019年夏詠)
炎天の極まり空の暗くなる
六月とは思えない晴天続き、まるで真夏の空のようです。いつもの年ならもっと涼しいのでは、と思いながら去年の句を見ていると、やっぱり六月にこんな句を残していましたよ、、、。(2019年夏詠)