寂しくなったと思っていたら、大丈夫、少ない数でも結構大きな声を出してバタバタとやっている。喧嘩なのか遊びなのかは分からないけれど、、、。(2018年春詠)
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囀の咲けよ咲けよと聞こえけり
そろそろと思うと鳥の声までこんなふうに、、、。(2017年春詠)
体操の楽載せて来る彼岸西風
どこかの工場からだろうか、西風に載って微かにラジオ体操の音楽が聞こえてくる。暖かな日差の午後、西風が心地よい、、、。(2018年春詠)
するすると縮むクレーンや春の暮
空に伸びたクレーンが動くのを見るのは好きですが、伸び縮みするところが見えることは滅多にありません。たまたま終業の時刻と散歩の時刻が重なった偶然、と言うほどの事でもないですね、、、。(2018年春詠)
月だけに非ず朧に我が頭
月がきれいだ。満月は21日、、、。(2018年春詠)
鳥引きし後の湖風ばかり
掲句は山の中の溜池、散歩途中の近くの川も気づけば岸近くに残る数羽の鴨とカイツブリのみ、、、。(2018年春詠)
コーラスをヨガを旧家の春の昼
しばらく行っていませんが、早島のいかしの舎、旧家の広い座敷がいろんな事に使われています。句会はもちろん、コーラス、ヨガ、コスプレの撮影会を見かけた事もあります。掲句は昨年の春、、、。(2018年春詠)
燕来る街の小さな自転車屋
また少し早くなったような気がする初燕は3月13日、やけに寒い朝の雲の間に広がり始めた青空を見上げると、高い位置に二羽の黒い影、動きは明らかに燕でした。慌てて手帳を取り出し初燕と書き、もう一度空を見上げるともう姿はありませんでした。まだどこかへの旅の途上だったのかも知れませんね、、、。(2018年春詠)
囀の河を挟みて相寄らず
気づいた事ですが、よく聴いていると、囀には必ずと言っていいぐらいそれに応える囀があって、お互いに鳴きかわしているようです。近くの場合もありますし、耳を澄まさないと聴こえないような遠くの場合もあります。最近はそれを聴き分けるのを楽しみにしています。掲句の場合は吉井川の向うとこちら、鳥はホオジロ、、、。(2017年春詠)
春昼の声のやさしき広報車
さて何の広報車だったか、、、。(2017年春詠)