岡山後楽園にて。芝焼きの色が残る芝生、遠くに見える茶店の緋毛氈、おりしも雛祭、、、。(2023年春詠)
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昨夜の雨あがりて朝の名の木の芽
春は楽しい。一雨ごとに確実に木の芽が育っているのが見える、、、。(2023年春詠)
数ふるに難し土筆の千ほども
三月です。ちょっと足を延ばした河原に一面の土筆、千はちょっと大げさだったかな、、、。(2023年春詠)
梅東風や声高らかに空の鳶
散歩途中の梅が満開です。二月も今日まで、、、。(2023年春詠)
春の雪重し雨傘たわむほど
また寒くなりましたね。で、この句を、、、。ホント、重いんですよ。(2023年春詠)
引鴨の一夜泊か山の湖
通りがかりに見たダム湖にたくさんの鴨が見える。普段見る川の鴨も日々増えたり減ったりする。そのうち気づけば残り数羽の寂しい朝となるのだ、、、。(2023年春詠)
捨てられし物の中より名草の芽
いつも片付けられた花などが捨てられている道端。何やら芽が見える。正体は分からないが野草とは違う雰囲気。いずれここに何かの花が咲くのだろう。見立てが間違っていればただの雑草、、、。(2023年春詠)
春月や空つぽで行く終電車
月を見ていたらたまたま通った終電車、空っぽ。この路線もいずれ廃線の危機、、、。(2023年春詠)
電線の鳩のででぽぽ春の雪
降りしきる雪の中、電線に鳴く鳩。去年の句。春の雪は重い、、、。(2023年春詠)
寒戻る杭打つ音が遠くより
どうやらまた寒くなるらしい。寒暖の差が大きすぎて付いて行けない、、、。(2023年春詠)