昔々の事になります。出張で行った福島での宿泊先は飯坂温泉の古びた旅館でした。ちょうど茸の採れるシーズンで、毎夜の食事に茸汁が出るのです。嫌いではないですが「これだけ続くとなあ、、、」と思い始めた頃に「どうしても断れない客があるので一晩だけ他の旅館に移ってほしい」という話があった。喜んで移った旅館の部屋は窓を開けると川が見え、前の温泉街の通りが見えるだけの部屋よりよっぽど良かった。温泉に浸かって汗を流しさて食事、やっぱり出てきたのは茸汁だった、、、。(2014年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
昔々の事になります。出張で行った福島での宿泊先は飯坂温泉の古びた旅館でした。ちょうど茸の採れるシーズンで、毎夜の食事に茸汁が出るのです。嫌いではないですが「これだけ続くとなあ、、、」と思い始めた頃に「どうしても断れない客があるので一晩だけ他の旅館に移ってほしい」という話があった。喜んで移った旅館の部屋は窓を開けると川が見え、前の温泉街の通りが見えるだけの部屋よりよっぽど良かった。温泉に浸かって汗を流しさて食事、やっぱり出てきたのは茸汁だった、、、。(2014年秋詠)
それはそれは貴重な体験でしたね。
この季節JAの産直市場でも時々松茸が売られている事が有りますが、先日行った時には香茸というきのこが売られていました。
人によっては松茸よりも美味しいというきのこだとか、値段もさすがのいいお値段でした。
みちのくのきのこ汁にはどんなきのこが入っていたのでしょう?
黒っぽい小さな茸で、名前も聞いたのですが忘れました。
こちらでは耳にしない名前でしたが、茸の呼び名は地方で違うと思います。
連日食べましたが、生の茸を見ていないので、お店に並んでいても分かりませんね。
いろんな種類のきのこ汁、一度、食べてみたいです。そういう所だと、いい句がたくさんできるでしょうね。
そうなんですよ。
俳句のはの字も知らない頃だったのが今になって惜しまれます。