伸びきつて畦に日を浴ぶ秋の蛇

蛇が好きな訳ではありませんが、田舎暮らしをしていると嫌でもお付き合いをしなければなりません。これは稲刈後の田圃の畦道の蛇です。蛇も秋が進むと暖かさを求めるようになります。昼間のほてりが残るアスファルトに暖を求めるのでしょう、朝の散歩では夜のうちに車に轢かれた蛇をよく目にします。そうそう、蝮の被害が多いのもこれからの季節と聞いたことがあります。野山の散策の際にはご注意を、、、。(2002年秋詠)

「伸びきつて畦に日を浴ぶ秋の蛇」への4件のフィードバック

  1. 松山時代、郡部のお客さんのお店を訪問修理する技術員が山の道で蛇が何匹も轢かれていると言うのを聞いた事が有ります。
    幸い自分自身はそんな体験は有りません。
    蛇でスリップして事故なんて事に成ったら笑えませんね。
    それにしても亀の日向ぼっこは見かけますが蛇もするとは知りませんでした。

    1. はい、蛇は寒くなると動けないので、日向ぼっこをして暖かいうちに動くようです。
      間違えて寒い日に人に見つかった蛇なんか、逃げようとして逃げられず、見ていて哀れです。

  2. 牛二さん どんな光景でも上手く詠めるのですね、伸びきっての表現見事です。蛇が日光浴するなんて知らなかった。ここへやって来ると色々な事を教えて頂けます。私の苦手な物単純に考えて、№1蛇、№2蟷螂かな。昨夜ゴソゴソ音が、、、何だろ~と見ると足元の直ぐ横を通って蟷螂がこの部屋へ入って来てたのです。

    1. ありがとうございます。
      私だって蛇や蟷螂は苦手な部類ですよ。
      じっくり観察出来だしたのは俳句のおかげです。

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