ポピー咲く道の舗装の隙間より

掲句は道端の舗装の破れ目ですが、河原の数年前の水害で砂地となった一角にポピーが咲いています。水害の翌年一つだけ見つけて、こんな所にと思ったのですが、今年はずいぶん増えました。まだ他の雑草が生えてこないようで、まるで植えたようにきれいです、、、。(2020年春詠)

つばくらの羽ついと止め空滑る

田圃と河原の間にある小高い堤防を散歩していると目の前を燕が横切っていきます。田圃の方から河原へ、あるいは河原の方から田圃へ、羽ばたいて一旦高度を上げ、目の前を過ぎると滑空に移ります。滑るように下って行きます。何んとも気持ちよさそうに、、、。(2020年春詠)