大阪から来て自分で小屋を建て、電気も水道もない暮らしをしている仙人を訪ねた時の句。その小屋から見た風景が今ヘッダーに使っている写真。心豊かな方です、、、。(2020年冬詠)
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庭掃いて落葉に混じる鳥の羽根
立冬です。数日前から凩らしき風もあり、我が家の庭は落葉だらけです。しばらくは落葉掃きが日課となります。そんな落葉の中に時々鳥の羽根が混じっています。自然に抜けたものなら良いのですが、、、。(2018年冬詠)
山里に落葉さへぎる音のなし
どういう訳か鳥の声も聞こえてこない。静寂の中で落葉の降る音だけが続いている。時に大きく、時に小さく、、、。(2017年冬詠)
落葉掃く残る葉数を見上げては
我が家の落葉、もう一息というところまで来ました。庭に明るさが戻って来て、うれしいような寂しいような、、、。(2016年冬詠)
眠り行く落葉大地の色となり
夕方見ると綺麗だった落葉が翌朝掃こうとする頃にはもう色が変化している。落ちた瞬間から湿度や温度の関係で変化が進んで行くのだろうか。あるいは土中のバクテリアの影響なのかも知れない、二三日忘れた所を掃くと下のほうは大地の色に近くなっている、、、。(2015年冬詠)
残像の中の落葉の真つ黄色
視界の隅を鮮やかな黄色が落ちて行きました。瞬間的に銀杏だと確信しました。近くの神社で、、、。(2015年冬詠)
切株の椅子に落葉のひとつづつ
偶然は時として面白い景を見せることがあります。公園の隅に椅子になった切株が三つ、その切株のそれぞれの上に落葉が一枚ずつ、誰かが置いたわけでもないだろうに、、、。(2015年冬詠)
落葉掃く犬を箒でどかしつつ
もう落葉が始まりました。当分落葉掃きが日課です、、、。(2015年秋詠)
停留所落葉のベンチ一つきり
429号線で見た停留所tです。もちろん、バスを待っている人は無く、、、。(2014年冬詠)
水清し流にそはぬ落葉なく
西川緑道公園での句。当たり前、、、。(2014年冬詠)