冬菜畑真中へでんとコンポスト

冬菜畑と言っても家庭菜園、白菜と大根が元気に育っている。その真ん中に鮮やかな緑色のコンポストが置かれていた。あの手この手で年を追うごとに上手になられる近所の方の野菜作り、今年の目玉がこのコンポストかも、、、。(2017年冬詠)

冬菜畑石で押さへる肥袋

農業をされている方の会話で「マルチ」という言葉がよく出てくるので、何のことかと思っていたら、よく畑に敷いてあるあの黒いビニールシートの事らしい。昔で言えばさしずめ敷藁だろうか。ほどよい間隔で穴が開いており、そこからイチゴや玉ねぎの苗がのぞいている。なるほど暖かいだろうし、草も生えない、敷藁よりよっぽど効果的だろう。問題は廃棄かな、敷藁なら土に帰るだろうが、、、。(2012年冬詠)

新しき杭が一本冬菜畑

毎日見て通る畑に杭が一本だけ立っていた。まだ新しいその色は、立てた人の意欲の現れのようでもあるが、さて何で一本だけなのだろう?と不思議に思った時の句。その後杭が増えて行って、春には豌豆の垣か何かが出来たのだろうが、その事はさっぱり記憶にない、、、。(2010年冬詠)

広々と冬菜畑ある風の中

肝心の赴任先ですが、こんなところにありました。ただっ広いところで、太平洋からの風が瀬戸内海方向へ抜けるのか、とにかく風が強く赴任している間中吹いていました。風の強さは、津山のちょっとした台風ぐらいかなあ、、、。どれくらいただっ広いかと言うと、事務所は会社の二階にありましたが、窓から見える風景と、Googleの地図を比較して見ると、阿南市、小松島市、徳島市、鳴門市と見えて、その向こうに見えるのが瀬戸内海なんだろうか、、、。このただっ広い窓からの風景が気に入って、ずいぶん眺めました。もちろん、仕事もしましたよ!<阿南5>(2011年冬詠)