鵯(ひよどり)は秋の季語ですが年中見かけます。賑やかなのは、これも同じで年中です。とは言うものの、庭の木に来て晩秋から初冬の夕日の中で声を絞り切るように鳴く鵯が一番ひよどりらしいですね、、、。(2021年冬詠)
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立話長き人なり小春凪
しまったと思った時にはもう遅い。案の定つかまってしまった。まあ天気も良いことだし、しばらく付き合うか、と、、、。(2021年冬詠)
句碑裏に読めぬ一文石蕗の花
石蕗が咲いています。掲句とは違いますが朝の散歩の途中の並木道の木の根元に数株だけ。野の花が少なくなる中で目立ちます。特に差し始めた朝日の光を浴びると輝いて見えます。植えられた方に感謝です、、、。(2021年冬詠)
夕時雨杖引く人の急ぎ足
時雨の季節になりました。昨年見かけた景。思わぬ所で雨が、、、。(2021年冬詠)
初冬やこつこつ直す農具小屋
散歩途中の家庭菜園脇にある農具小屋、今は菜園の作業が少ないのか農具小屋の修理をされている。と言うかだいぶ本格的な大工仕事、野菜も作るが小屋も作る。玄人はだし、、、。(2021年冬詠)
あれこれと塀に干しもの小六月
暖かい日が続きましたが、どうやら季節通りの寒さになってくるようですね。日差も貴重です。あれも干しこれも干し、、、。(2021年冬詠)
冬の蚊を叩いて薄き影が手に
ちょっと気温が上がると出てきますね。冬の蚊は音もなくしつこい。そのかわり動きが遅くて叩きやすいのですが、、、。(2021年冬詠)
ストーブの光る煙突杣の小屋
先端が小さなT字型になったブリキ製の煙突、一目で真新しいストーブの煙突と分かります。もくもくと出る煙も暖かそうです。懐かしい。山道を走っていて見つけました、、、。(2021年冬詠)
焚火して纏う煙の匂ひかな
朝は寒くなりました。霧の中を散歩していると田圃の中にちょろちょろと焚火の炎、誰もいないので勝手にちょっとだけ温まって帰りました、、、。(2021年冬詠)
小春日や寄りて離れて川の鳥
暖かい日は良いですね。なんてことない景ですが水鳥も楽しそうに見えます、、、。(2021年冬詠)