天気の良い日の水鳥は楽しそうです。日差の中でこちらもゆっくりと観察です、、、。(2022年冬詠)
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枯葎こわごわ覗く獣穴
何となくそう思うだけで、本当は何もいないのです。それでも一応注意して、、、。(2022年冬詠)
勝手口ちよつとゐぬ間に葱の束
ありがたい頂き物、二人暮らしには余る量、さてどうするか、、、。(2022年冬詠)
押しなべて言はばすなはち冬の草
毎日見ている道辺の草、、、。(2022年冬詠)
裸木の透けて寄り添ふ烏二羽
すっかり裸になった栗の木の枝に、仲良く寄りそう烏が二羽、烏も寒いのでしょう、、、。(2022年冬詠)
朝の田に焚火ちろちろ人在らず
寒いので散歩は出来るだけ朝日の出る頃をねらいます。冬は早朝から田圃で仕事をする人はありませんが、焚火は別、仕事前の焚火です。とは言うものの、出るのが遅かったのでしょうね、焚火の主はもう仕事でその場を離れたようでした、、、。(2022年冬詠)
未確認飛行物体冬の雲
時にあるこんな雲、冬に限った事ではありませんね、、、。(2022年冬詠)
掘りあげて切株重し冬の庭
大きくなりすぎて切った蝋梅、もう何年も前の事です。そのままにしておいた切株を思い切って掘り上げた去年の句。ツルハシを使ったりスコップを使ったり、結構大変な作業でした。切株の重さ、即ち命あった物の重さ、でもないでしょうが腰に来る重さでした。その蝋梅の子孫は裏の土手に育ってそろそろ莟を付けている頃です、、、。(2022年冬詠)
目鼻だけ出して散歩の冬の朝
ニット帽にネックウォーマーを鼻まで上げて完全防備、これに眼鏡が加わる。これが問題、ネックウォーマーから漏れた自分の息で眼鏡が曇る、、、。(2022年冬詠)
大霜や大煙突に大煙
寒い寒い大霜の朝、遠くに見えるごみ処理施設の煙突から出る大煙、実際は煙ではなく水蒸気らしい。そう言えば寒い日に余計に多量に見えるのも頷ける気がする。それにしても寒い!、、、。(2022年冬詠)