一雨降ると当分はぬかるんでいる河川敷の公園の道。乾けばどうって事ないが、それまでは茸が密生してヌルヌルで危険。転びそうになる。この茸、よく見れば木耳にそっくり。まさか本当に木耳ってことは、、、。(2023年夏詠)
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水張りしままの休田根無草
どうやら植えるつもりが苗が足りなくなって水を張ったままの休田になったらしい。そんな事もあるのかと驚いたが、そこに他の田と同じように浮草が育っている。水は張られているが水口は閉じられているから、残念ながらこの田の浮草に流れて行く先は無い、、、。(2023年夏詠)
見に出でてすでに影なし遠花火
やはり花火は夏が良いですね。毎年この時期に我が家から見える花火、近くもなく遠くもなく、遠花火として見るには良い距離。ただし数は少ない。外へ出るのに手間取っていると、、、。(2023年夏詠)
草一本引いて滴る額の汗
昨日の続きのような昨年の句です。梅雨の晴間の蒸し暑さ、大げさではなく、雑草を一本抜いただけで汗が噴き出してきますね、、、。(2023年夏詠)
草の伸ぶ速さや梅雨の中休み
止めば止んだで庭の雑草が気になる日々、昨日の続きです、、、。(2023年夏詠)
警笛の音まで濡れて梅雨深し
連日の雨、鬱陶しい日々です、、、。(2023年夏詠)
水涼し手先浸せば魚寄り来
実家の前の谷川には鮠やその子の小魚が泳いでいます。比較的大きい魚は人影を見ると岩の間に隠れてしまいますが、メダカほどの小さな魚になると人間お構いなしです。流れに手を浸すと寄って来ます。何もないと分かればまた散っていきますが、、、。(2023年夏詠)
玉葱の吊るされてゆくカーポート
ふと気づいた近所のお宅のカーポートの景色。例年だと高い位置に横に渡した物干し竿に、収穫したばかりの新玉葱が吊るされていく頃ではなかったか?と思って、他の友人に聞いてみたら、「どこのお宅も今年は玉葱が全くダメだったらしいよ」との事。で、仕方ないので、書き遅れた昨年のこの句を、、、。(2023年夏詠)
ふと開けし父の書斎の書架に黴
書斎としましたが父の使っていた普通の部屋。普段開ける事の無い扉付きの本棚を、たまたま開けたのが梅雨の最中。表から見ると何事もなく正常な扉の裏側に白く見えるほどの黴が、、、。(2023年夏詠)
青に明け青に暮れたり六月は
早いですね、六月ももう終わり、、、。(2023年夏詠)