【夏点描】その9 グラスに入った氷をイメージした句です。グラスの氷を夏氷として季語で使って良いのか、今は疑問に思っていますが、、、。(2025年夏詠)
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師の言葉守り六年合歓の花
【夏点描】その8 亡くなった先生から言われたのは「私が居ない時は皆さんの面倒を見てください」の一言です。大げさな句にしてしまいました、、、。(2025年夏詠)
猫眠る主亡き後の籐の椅子
【夏点描】その7 散歩途中で見かけるお宅。ご主人が亡くなったと聞いたのはいつだったか。縁側に出された籐椅子に猫が眠っている。たぶんご主人愛用の籐椅子と思うが、使われている所を見た事はなかった、、、。(2025年夏詠)
窓開けて守宮の落つる古畳
【夏点描】その6 子供の頃に実家でヤモリを見た記憶は無いのですが、なぜか今は居るのです。それも普段人のいない家だからか不用心です。窓を開けるまで平気で動かない。開けた途端に畳の上に音がして、、、。(2025年夏詠)
突き抜けて屋根の上なり今年竹
【夏点描】その5 実家の少し山へ入った所にある使わなくなった小屋。簡単なつくりの壁の無い二階建て。いつの間にか周囲が竹藪に変わり、その中の一本が小屋の中央からトタン屋根を突き抜けて、、、。(2025年夏詠)
金網を縫うて脱ぎをり蛇の衣
【夏点描】その4 河原の護岸工事の中に石を詰めて補強に使われた目の大きな金網。蛇が通るには十分な隙間がある。その金網を上へ下へと縫うようにして残された蛇の脱皮の跡、、、。(2025年夏詠)
真上から真下へ自在夏つばめ
【夏点描】その3 真上に上がったと思ったらいきなり真下へ、地に着く前にまた向きを変えて。虫を捕らえる動きなのでしょう、無駄の無い動き、、、。(2025年夏詠)
大川を正面に据ゑ立葵
【夏点描】その2 元は橋のたもとに用済みで捨てられた立葵、その種が毎年芽を出してきれいな花を咲かせます。毎年楽しみにしている立葵です、、、。(2025年夏詠)
明易の鷺の叫びに起こさるる
【夏点描】その1 今日から昨年の岡山県文学選奨への応募作十句を続けて書きます。結果は残念ながら準佳作でした。今年も懲りずに応募しようと思っています、、、。(2025年夏詠)
蛇の衣巨大とならばちと怖し
いつも見る青大将のものだろう、河原に見つけた巨大な蛇の皮。まだ本体が近くに居るかもしれない、と疑心暗鬼にかられつつも近寄って観察、、、。(2025年夏詠)