阿智神社の参道に、屈みこんでベビーカーの赤ん坊に話しかけているお母さん。近づいて見ると、青い眼の赤ん坊、まるで人形のように可愛い、、、。(2018年秋詠)
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木の実降る小さき社に大き音
近くの神社の裏に行くといくつかの小さなお社が並んでいます。お稲荷さんもあります。お社自体は古いものですが、修復された屋根はトタン葺きです。これに木の実が落ちると大きな音がします。いきなりなもので、ちょっとビックリ、、、。(2015年秋詠)
木の実降る我亡き後もその後も
当たり前の事ですが、、、。(2016年秋詠)
頭上にて地にて音して木の実降る
枝を離れる時から地に落ちて静止するまで、木の実はいくつかの音を繋げて落ちて来る。それを聞くのが楽しい。待っていて落ちて来るものでもないが、、、。(2016年秋詠)
木の実降る音は神代の昔より
昨年の倉敷阿智神社での句。阿智神社には大小さまざまな木の実が降ります。その音を聞きながら昔に想いを馳せるのも良いものです。阿智神社は航海の神様だそうです。その昔は阿智神社の下までが海だったとの事。と言うことは、大きな津波が来れば、そこまでは浸かる可能性があるという事なのでしょうか、、、。(2014年秋詠)
パティシエの帽子の高し木の実降る
昨日は「明日から冬の句」と書いておきながら、よく考えたら「木の実降る」は秋の季語ですね。冬に詠んだ秋の句です。岡山の喫茶店での句会、最初は「冬木立」で出したのですが、皆さんからのもう一つとのご意見で、「木の実降る」に変えました。で、角川の俳句に投稿したところ、小島健さんの秀逸に入りましたよ!句友の皆さんのおかげです。句会の前、イトーヨーカドー付近での景です、、、。(2013年冬詠)