昨日の朝はみぞれ混じりの雪、今シーズン初の雪景色となりました。それもこの時期としては珍しく水分の多いしっとりとした雪景色、その分すぐに消えてしまいましたが、、、。(2017年冬詠)
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木には木の地には地の熱雪解ける
木があると根本の周囲から雪が融けてゆく。大地も同じように日が当たっていても雪が早く融ける所とそうでない所がある。なぜだろうと、そんな事を考えていた時の句です、、、。(2016年冬詠)
雪の夜のホットミルクに薄い皮
吹くと皺が寄って、少しだけ片寄った隙間から啜るとアッチッチとなるぐらいが美味しいですね。最近は健康番組のおかげでこれが脂肪かなんて思ったりしますが、やっぱりしっかりと皮の張る濃い牛乳のほうを好みます、、、。(2016年冬詠)
一つかみほどが残りぬ屋根の雪
昨年の雪の句です。幾日も幾日も寒い日が続き、降った雪がなかなか消えなかった。やっと消えたと思って見上げた隣家の北側の屋根の上に、まだほんの少し、、、。(2016年冬詠)
大杉の凛と立つより雪しづる
昨日書いた木山神社の社務所裏の杉木立、眺めているといきなり枝が動き、残っていた雪が音を立てて滑り落ちました。舞い上がる雪煙り、迫力がありました、、、。(2017年冬詠)
山陰は雪降るころかゲゲゲの忌
11月30日は漫画家「水木しげる」の忌日、ゲゲゲの鬼太郎に因んで「ゲゲゲ忌」と言うそうです。よく読みました。良いのか悪いのか、とにかく妖怪を身近にしてくれた作者ですね、、、。(2016年冬詠)
家ぢゆうが濡れてゐるやう雪の後
昨日やっと二週間前の雪が消えました。こんなに長く残っているのも近年無かった事です。まだ少し湿っぽさが残っていますが、もう少しです。ここでこれぐらいだから雪国では大変だろうと思います。昔雪の京都で喜んでいたら、福井の人に「雪が降って楽しいと思った事なんて一度も無い」とぶぜんとした顔で言われた事があります、、、。(2015年冬詠)
雪の夜時の止りしごと眠る
雪の夜は静かでよく眠れます。昔危うく会社に遅れそうな時間に目覚めたことがありました。慌てて起きだして外を見ると大雪、目覚まし時計替わりの電車が不通になっていたのでした、、、。(2015年冬詠)
雪道の融けてわやわやどもならん
今シーズンはまだ積雪がありません。そろそろかなと思うのですが、何だか暖かい冬です。それはそれでありがたい事ですが、少しだけ寂しい気もします、、、。(2015年冬詠)
トラックの北国なまり屋根に雪
掲句は道の駅での景です、、、。仕事をしていた頃いつも入ってくるトラックに東北ナンバーの車がありました。一目で分かる、少しだけデコレーションを施した、派手なトラックでした。運転手のほうは反対に寡黙で、ほとんど話をすることはありませんでしたが、話せば東北なまりで訥々と、、、。退職前のちょうど今頃だったでしょうか、業務の引継ぎで四国の工場へ行っていて、そこへ入って来たのがそのトラックでした。まさかこんな所で会うとはと驚きましたが、それでもその時は懐かしくて、お互いにずいぶん喋りました。東北なまりと岡山なまりで、、、。(2014年冬詠)