明易し日毎に鳥の声かはり

時々、ホトトギスの声で目覚めます。遠くで鳴く声ですが、よく透ります。キジの声の時もあります。これは近い所、たぶん近所の畑か、吉井川の土手です。ピーヒョロピーヒョロうるさいのはトンビ、これは窓から見える近くの電柱です。起きろと言わんばかりの声で鳴きます、、、。(2016年夏詠)

夏至眩し田より空より朝日差し

夏至です。稲も育ち始めて田圃がだいぶ青くなって来ましたが、まだまだ水面のほうが広いです。ちょうど散歩の時間が朝日の時間と重なると、太陽が二つになって、眩しくてしょうがないのです、、、。(2016年夏詠)

番傘の干され社務所の梅雨晴間

番傘で良かった。社務所にビニール傘じゃあ句にならないところでした。昨年の倉敷阿智神社での句です。今年は傘を干すことが無いような晴間続きでしたが、そろそろ梅雨本番になりそうですね、、、。(2016年夏詠)

庭掃いて葬りし蟻の数知れず

外来種のヒアリ(火蟻)がニュースに出ていましたね。毒性の強い殺人蟻ということでした。恐ろしいですね。毒性は無くても家を食い荒らす白アリも嫌な蟻です。それに比べると可愛いもの、掲句の蟻は我が家の庭のただの小さな蟻です、、、。(2016年夏詠)

五月闇部屋の中まで浸しけり

庭の落葉樹が大きくなって葉を広げ、晴れた日でも部屋の中が暗い。それが涼しさの源で、少なからず省エネに役立っているのだが、さすがに梅雨の最中になると鬱陶しく感じられる。身体に黴が生えないように、、、。それにしても、梅雨はどこへ行ったのでしょうね、、、?(2016年夏詠)