料峭や旗棹を打つ旗の紐

暖かくなったり寒くなったり、なかなか寒さが抜けませんね。カンカンと空から降って来る旗竿の金属音が寒さを誘います、、、。と、この句を用意したのですが、どうやら今日から暖かくなるようですね、、、。(2022年春詠)

山笑ふ五合目からのシャトルバス

備中松山城のシャトルバス、五合目から八合目(ふいご峠)までのようです。実際は平日だったのでふいご峠まで自家用車で登れました。もう何年も前の事です。ふと思い出して句にしたのが昨年、、、。(2023年春詠)

春寒し人の生き死に話す土手

久しぶりに出会ったお年寄りに声をかけられた。「なんと、〇〇さん死んだそうななあ」「ええ~っ!▢▢の〇〇さん?いつ?」「そう。なんだ、知らんのか。一週間ほど前」「この前会った時は元気そうに見えたけど、、、」「急だったらしいで」と、しばらく立ち止まっての会話。亡くなった方の田圃のすぐそば、その田圃でトラクターに乗った姿が目に浮かんだ、、、。(2023年春詠)