どつと来て群に加はる稲雀

終戦記念日です。早いものです、もう稲が黄色く稔り始めています。そろそろ雀の出番です。昨年はずいぶん沢山の雀が出没していました。最近の田圃には鳥用の威しも案山子もほとんど見ることが無く、雀にとっては好い環境になったと言えるのでしょうね、、、。(2018年秋詠)

新涼や触れて匂へるハーブの葉

我が家の庭に長年生えて来るハーブ、たぶんミントの一種だと思うのですが正確なところは分かりません。70~80Cmぐらいの高さで、黒っぽい茎、花も黒っぽい紺色です。ちょっと触れただけで良い匂いがしてきます。どんどん増えるかと言うとそうでもなく、そばを歩くと自然に触れて匂ってくる適度な量、、、。(2018年秋詠)

諭しつつ犬の草の実取りにけり

立秋です。立秋にふさわしい句にしたほうが良いのですが、一度は書かなければならないのでこの一句に。夏が越せずに私の相棒、愛犬もみじが7月31日夜9時30分に亡くなりました。覚悟はしていたつもりですが、一週間たった今も悲しみは消えることなく、何となく日々を過ごしています。とは言え、今日からは秋、そろそろ心を切り替えなければなりません。このブログも犬が居なければ成立しないのですが、もう少し続けようと思っています。一緒に歩いた所も一人で歩けば、また違った景が見えるかも知れませんから、、、。(2018年秋詠)